原油高
昨日の『S安ショック』を引きずっています。
でも、今日は志向を変えて、『原油高』について考えてみる事にします。 ★そもそも、いま騒がれている原油高って 何処の話? 『ニューヨーク・マーカンタイル取引所』という所の原油先物相場での価格が報道されているんですよね? 『1バーレル75ドル』とか 言われているのは ここでの原油価格なんですね ★そもそも、1バーレルって どのくらいの量なの? バーレルって、日本では馴染みはないですが、ヤード‐ポンド法の液体の体積の単位なんですね。 分かり易くリットルで言うと 1バーレル=163.7リットルですね。 これを元に1リットル当りの価格を算出すると 1リットル=45セントとなりますね。 更に・・・1リットル、約50円ですね。 ★この価格って どうなの? 原油価格高騰と聞いて思い出すのは 1973年頃にあった『オイルショック』ですね。 この時も原油価格が信じられないくらいの急上昇があったわけですが・・・ 最高で1980年代に36ドル86セントになったんですね。 その時 1ドル240円くらいでしたから、1リットル54円ですね。 この事を考えると 今の原油価格高騰は『オイルショック』並みの高騰なんですね。 えーと、社会現象になるのも仕方が無いんでしょうか? でも、日本では原油価格高騰で景気回復に陰りが出るなんて言われていますが、自動車大国で原油価格高騰の元凶であるアメリカでは景気には影響ないって言われているらしいですね。 なんでも、景気を左右させるのは富裕層であって、ガソリン価格が高騰したくらいで生活がぐらつくような庶民が困ってもアメリカ全体の景気には影響が出ないって見方らしいんですけどねぇ これって、どうなの? 日本の政府がだらしないのか・・・ アメリカ政府が強気なのか・・・ そうそう、この原油価格の暴騰で 世界中が困っているのかなぁ?って思ったんですけど、そうでも無いみたいですね。 中東各国の原油価格もNYの相場に習って価格設定しているみたいなんですけど・・・ 中東の国は1バレル75ドルなんて破格の値段設定で原油を売る気は無かったみたいで 予定していた儲けをはるかに上回ってしまったんですよね。 まさにウハウハ状態みたいですね。 そこで中東の国が偉いのは その儲け過ぎた分を 国民に色々な形で還元したらしいんですよね。 日本の政府も そんな感じで国政を行ってくれると良いんですけどねぇ ま、国家予算が足りなくなったら、酒税かタバコ税を引き上げれば良いやなんて思っているようじゃ駄目でしょうねぇ・・・
by winningcity
| 2006-05-12 22:53
| 一般
|
by winningcity
ホームページ
カテゴリ
以前の記事
その他のジャンル
ブログジャンル
|
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ファン申請 |
||