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お馬鹿な株投資

うなぎ

水道屋の仕事で『うなぎ』と呼ばれる作業があります。

地方によっては 違う呼び方をするかもしれませんが、とりあえず しちたろう達は『うなぎ』と呼んでいます。
『今日は”うなぎ”やったから 作業服が濡れちゃったよ~』って感じで使う言葉なんです。

もちろん、本当に鰻をつかって作業をするわけではありませんよ。

断水機と言う道具を使って、各家庭の止水バルブより上流側で止水する作業なんですが・・・
よく分からないと思うので、順番に説明していきましょう。

各家庭の止水バルブと言うのは・・・・
名前のとおり水を止めるバルブの事なんです。どんな家庭にもあるものです。
一番わかりやすいのは 水道メータの所についているバルブですね。
アパートやマンションにも 必ず水道メータは各家庭にありますので分かると思います。

このバルブが壊れてしまったり古くなると『うなぎ』をやらなくてはいけないんですね。
水道局から繋がっている本管(道路とかに埋まっている水道管)から、各家庭に流れている水を止めることが出来るのは 止水バルブだけなんです。
(厳密に言うと、集中分岐バルブとかいろんな訳の分からないバルブはありますが・・・ここでは説明すると長くなるので・・・・止水バルブだけとしておきます。)

この止水バルブを新しいものに取り替えたりする時は 当然 止水バルブを取り外さなくてはいけません。
そうすると、本管からの水を止めるバルブが無くなってしまうので、止水バルブを取り外すと水が噴出したままになってしまいます。

この状態では水がもったいない・・・そもそも、新しいバルブをつける事が出来ません。

そこで登場するのが『断水機』と言う道具なんですね。
バルブより上流側に 断水コマと言うモノを詰めて水を一時的に止めてしまう道具なんです。

この作業をやる時は 断水コマを入れる配管を水没させて行うんです。
お風呂で 浴槽にシャワーを入れたまま出したみたいな状態になります。

なんで こんな事をしなくてはいけないかと言うと、そうしないと、水が噴出す勢いで断水コマを差し込むのが難しくなってしまうんですね。

実際に試してみると分かると思います。
普通のゴムホースで水を出しっぱなしにして そのゴムホースに指を差し込むのと 水の中で指を差し込むのと どちらが簡単か・・・

話がそれましたが・・・・
水没した水道管から 水が出ている状態の中で水道管の位置を確認するには 手探りで確認するしかありません。
その時の感触が 水の中でうなぎを掴もうとしている感触に似ているので『うなぎ』と呼んでいるんですね。

この作業は どんなに慣れている職人がやっても ある程度は濡れます。
冬にはやりたくない作業です。

さすがに今の季節は水が冷たいとは思いませんが、作業服が濡れた状態は寒いです。
日が暮れてくると 更に寒いです。
作業の性質上、作業を行うときって 突然っていうのが多いので着替えなどは持ってきてないときが多いのです。

濡れたまま、寒い思いをしたままになっていると・・・・・
風邪をひいてしまいます・・・・・・


ハックシュン!!
by winningcity | 2005-10-19 22:06 | 職人の知恵
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何年経っても馬鹿な投資家のままですみません・・・
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